iPad GripStand ver. 1.0
iPadを再発見させてくれる、iPad Stand

iPadを購入すると、すぐにケースをどうしょうかと考える。僕もその一人で今年5月の発売日に入手した後でApple純正のビニールケースを愛用 していた。「いた。」と過去形なのは、このiPad Standに触れた日からケースには入れていないから。そしてこの一枚のカービングされたアクリルスタンドがiPadのポテンシャルを100%引き出すこ とに気がついたからだ。
数あるケースの中で、Apple純正のケースは非常に薄く、持ち運びを考えたときにはもっともコストパフォーマンスのよいケースであることは間違い ない。それに横にしたときの角度がソフトキーボードでのタイピングに最適化されている。ただそのケースデザインが反対にiPadをいわゆるモバイルデバイ スの殻に閉じ込めてしまってはいないか? このiPad Standは、そうしたことを考えるきっかけにもなった。
iPadが具現化したことは、コンピュータサイエンティストのアラン・ケイが提唱した「ダイナブック」というコンセプトに非常に近い。それはMacintoshの基本コンセプトである「ユーザーをenpowerすること」、「知識を拡大するツールであること」「普遍的で優れたユーザーエクスペリエンスをもたらすこと」そして「そのデバイス自身がすぐれたデザインであること」などと重なる。iPadをありきたりのケースで包み込んでしまっては、そうしたiPadのスィートスポットを失ってしまうことになってしまう。
このiPadスタンドが素晴らしいのは、iPadのデザインと質感を楽しみながら、縦位置でも横位置でも好きな角度で使用できること。利用するアプリケーションに合わせて最適なポジションが得られるのだ。フォトスタンド、書見台、サブディスプレイ、WEBクラインアントといったビューワーとしての役割からビデオ、ラジオ、音楽プレーヤーなどのエンターティメント、メール、ドキュメント作成といったクリエイティブワークまで、この一枚のアクリルスタンで各々の用途に応じて自由に変えられる。
このスタンドは、1twoone2.comでも紹介されたiPhoneStandと同じデザイナの手によるもの。iPhone Standでもそのオープンなコンセプトが片鱗を感じさせたが、iPad Standはさらにコンセプトを発展させている。ただの思いつきや感覚だけでなく、緻密に計算されていることがよく分かる。デザインコンシャスでクリエイティブなiPadオーナーに強くおすすめしたい。
【 rudesign iPad GripStand ver 1.0 】
素材:アクリル
値段:2000円
色 :透明
iPadスタンドに興味をお持ちでしたら、お気軽に1twoone2までどうぞ。
本多重夫
Commodore64でパーソナルコンピュータと出会い。1984年の最初のMacintosh 128Kを購入したことを
きっかけに、テクニカルライター、プロデューサーとなる。現在はテクノロジーとコミュニケーションを
デザイン・開発する企業「リチェルコ」代表。
プライベートブログは http://www.shigeo.net 。
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iPad GripStand ver. 1.0
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