Christmas Music Selection
DJ Oshow Christmas Selection

The Old Rugged Cross / Fred Lowery
ここ2~3年の間にその存在を知り、僕が心動かされたアーティストは、エディー・ボネメアと
このフレッド・ローリー。そのフレッド・ローリーは、The Blind Whistlerとクレジットが有る
ように盲目の口笛奏者です。1910年に生まれ、70年代まで数多くの作品を残しました。この
アルバムは、クリスマス・アルバムではありませんが敬虔なクリスチャンである彼が残した
レリジャス口笛集。この「The Old Rugged Cross」のような曲を聞いてみて思うのは、
いつの時代でも人々が求めているものは決して「癒し」ではなく「救い」なんだという事を
改めて感じます。
White Christmas / Mahalia Jackson
ゴスペルの父が、トーマス・A・ドーシーなら、ゴスペルの母は、きっとこのマヘリア・ジャクソン
だろう。歌詞の内容は、カリフォルニア・ビバリーヒルズでは、12月24日に雪が降る望みが無い
ので北の方へ行き私だけの「White Christmas」を迎えたいという雪の降るクリスマスへの憧れを
歌った曲です。宗教的な意味は一切無いようですが、目を閉じて彼女の「White Christmas」を
聞いていると意味も無く敬虔な気持ちになります。
*ビング・グロスビーとフレッド・アステアらが出演した1942年の映画「Holiday Inn」の挿入歌。
作詞・作曲はアーヴィング・バーリン。
The Bell That Couldn’t Jingle / Herb Alpert & The Tijuana Brass
バート・バカラック ミーツ クリスマス !!
隠れた名曲であり、バカラック作曲のオリジナル・クリスマスソング。
月並みですが、本当にいい曲だと思います。ハーブ・アルパートとティファナブラスの唄と
演奏も主張がなく素晴らしい。この曲、悪い要素が有りませんね。

Santa Claus Is Coming To Town / The Soulful Strings
イージー系クリスマスと思ったら大間違い。60年代〜70年代初期にかけてこの
ソウルフル・ストリングスのサウンドは当時シカゴでは最先端だったのではないでしょうか?
このグループの出している音こそ「黒いグルーブ」だと思います。特筆すべきはアレンジャーの
リチャード・エヴァンス。彼のオーケストラアレンジに若き日のダニー・ハザウェイも影響を
受けたのではないでしょうか?*1934年にエディー・カーターのラジオ放送で
初めて流されたクリスマスソング。
This Christmas / Donny Hathaway
大好きなダニー・ハザウェイ。
この曲は何度聞いても色褪せないクリスマス・ソウルクラシック。
バカラックのクリスマスソング同様、この曲にも悪い要素が一切見つかりません。
もう、これ以上は活字での表現が出来ません。 必聴。

Jingle Bells / Randy Van Horne Singers
とてもキュートなランディ・ヴァン・ホーン・シンガーズ。この曲はイントロから引き込まれました。
正統派なジャッケットからは想像もつかないトリッキー なアレンジ。曲の途中から全く別の曲になります。
これはどのアーティストにも言える事ですが、クリスマスソングはその曲の主旋律からの発展が独自の
解釈で おもしろいと思います。例えば、このジングルベルも曲の後半で「Hey Let’s Go !!」の掛け声。
一体、誰のアイデアなんでしょう? 50年代、アメリカ音楽の奥深さを感じます。
*1857年牧師のジェームズ・ピアポントが作詞。最初のタイトルは「 One Horse Open Sleigh 」
(一頭立ての橇)でした。
Junkanoo In Nassau / Tony Alleyne & The Big Bamboo Orchestra
ご機嫌なバハマのクリスマス・カリプソ!!ジャンカヌーとは、毎 年クリスマスと正月元旦に、
夜中から朝にかけて行われるバハマの首都ナッソーのカーニバル(お祭り)です。もともとの
由来はやはりアフリカから連れてこら れた奴隷たちから伝承されたそうですが、現在でもホイッスル、
ドラム、カウベルなどの強烈なリズムに合わせて、ニューオリンズやトリニダードと同じように
豪華な衣装を身にまとったダンサーやブラスバンド、大きな山車が街中をパレードするそうです。
Navidad / Calypso Rose
78年のこのナンバーは、カリプソからソカに移る時代の最良のバンドサウンドだと思います。
Navidadとは、スペイン語でクリスマスの事。この曲のサビでカリプソ・ローズは、
「スパニッシュ ナウ!!」と言った後、そのサビをスペイン語で繰り返し歌っていますね。
昨年の夏、NYのブルックリンで彼女のライブに行きました。が、、、ライブは始まらず何故か突然キャンセルに。
理由はお客さんが5,6人しか入らなかったからだそうです。この夜、他にマイティー・スパロウ、
ロード・ネルソンも出演予定でし た。(涙)ブルックリンでは、毎年9月の第一月曜日(レイバーデイ)
の前一週間はこんな豪華なライブが連日行われているそうです。
LISTEN HERE
PLAYLIST
① What Child Is This ? ( David Grisman )
② White Christmas ( Jimmy McGriff )
③ Jingle Bells ( Randy Van Horne Singers )
④ Santa Claus Is Coming To Town ( The Soulful Strings )
⑤ Joy To The World ( The Staple Singers )
⑥ Sleigh Ride ( Wynton Marsalis )
⑦ Twinkle Little Me ( Nahki )
⑧ Rudolph The Red−Nosed Reindeer−Mambo ( Billy May & His Orchestra )
⑨ Junkanoo In Nassau ( Tony Alleyne & The Big Bamboo Orchestra )
⑩ Navidad ( Calypso Rose )
⑪ Boogaloo Navideno ( Pete Rodriguez )
⑫ The Bell That Couldn’t Jingle ( Herb Alpert & The Tijuana Brass )
⑬ O Tannenbaum ( Vince Guaraldi Trio )
⑭ This Christmas ( Donny Hathaway )
⑮ Jing Jing A−Ling ( Honey & The Bees )
⑯ ウインター ワンダー ランド ( 石川 晶 )
⑰ White Christmas ( Mahalia Jackson )
⑱ The Old Rugged Cross ( Fred Lowery )
⑲ God Bless The Child ( Sam Cooke )
⑳ Auld Lang Syne ( Dejan’s Olympia Brass Band )

oshow
元Wack Wack Rhythm Band メンバー。1994年〜98年、福井県の大本山永平寺で修行生活を送る。
現在は長野市在住。某寺院住職。2002年より音楽イベント「music cafe」を主催。2008年にはバンド
(善光寺下マンボオールスターズ)を結成し、 スティール・パンを担当。
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