De La Soul
DE LA SOUL

Interview: Mamizo (Love & Life)
Photo: 鈴木けいた Keita Suzuki
『3 FEET HIGH AND RISING』から昨年で20周年を迎えましたが、この20年で、
ヒップホップシーンはどう変わったと思いますか?
MACEO(以下、M)/明らかに変わった点は、芸術面より、ビジネスが重視させるように
なってしまった事かな。90年代半ばから新しいアーティストがたくさん出てきたけど、
いい作品を輩出するより、ビジネス面が全面に出ている。ビジネスにおいて、
うまくやっている連中は、お金は稼いでるけど、いい音楽は作ってないよね。
POS(以下、P)/いい音楽を作るだけじゃなくて、どうやってビジネスをうまく運ぶかを
心得ているのは良い事だけど、それをうまく利用できていないと感じる。素晴らしい
伝説的アーティストが、残念ながら名曲から利益を得ていなかったりするしね。でも、
MACEOが言ったように、すべてがライブで2万ドルもらうとか、お金にばかり執着して、
それに見合ったいい音楽を作ろうとしないのは残念な現状だね。

M/新しいアーティストも、いずれは誰もが古いアーティストになる。その時に、
語り継がれるほどの名作が残らない。なぜなら、その時だけの流行り物を作っただけだからね。
前回、日本でライブをした時からしばらく経ってますよね?4年前でしたっけ?
M/そう、2006年だね。俺はその時病気だったら、日本に来れなかったんだ。
POSはその時、街には出ましたか?
P/ほとんど出てない。ちょっとだけ。
M/オレが最後に来た時からは、かなり変わったね。今は世界中が同じページにいる気がする。
誰も激しく飛びぬけてないし、遅れてもいない。ただ、テクノロジーにおいては、
日本はまだまだ先を行ってるけどね。
P/それは、俺らが興味もってることの一つ。もっと若い時は、“新しいスニーカー探しに
行こうよ”とかなったけど、今では最新の電化製品とかの方が気になっちゃう。
日本はすごいからね。後は、インターネットが普及しているせいで、
日本で新しいスニーカーを見つけても、アメリカで既に誰かが持ってるからね。

M/みんなファッションにおいても、同じラインに立ってるんだ。
音楽においてもそう思いますか?
M&P/そうだね。
M/音楽業界では、今音楽が溢れてる。色んな音でたくさんのアーティストがいる。
良くも悪くもバラエティーに富んだ音楽があって、選びたい放題だけど、
音楽へのアクセス(曲の探し方)はみんな同じだよね。
今回のライブはどうでしたか?
P/よかったね!
M/始めはちょっと大人しかったけど、中盤からじょじょに盛り上がってきたからよかったよ。
俺らのことをずっと見ていなかった人にとっては、何を期待していいのか分からなかっただろうし。
きっとオヤジが3人出てくると思っただろうね(笑)。
デ・ラ・ソウルはこの20年間素晴らしい音楽を作り続けてきましたが、
これから新作とか何か考えていますか?
M/いま、新しいアルバム『Art Official Inteligence 3』に向けて動いてるよ。
去年のツアーで"3 Feet High & Rising"の20周年をお祝いしてきたんだけど、たくさんの
ファンがAOI 3について聞いてきた。だからこそ今年は、そこに集中するそんな感じだね。
レコーディングはこれからですか?
M/そうだね、すでにレコーディングに入っていて、6月ぐらいには出せればと思ってるよ。
日本のみんなにも楽しみにしてて欲しい!
LISTEN: De La Soul shout out to 1 two one 2!

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De La Soul
20年にわたりシーンを先導し続けるDe La Soul。
